Broom香房〜里山ハーブ暮らし

千葉は外房、いすみ市岬町。田んぼが広がるのどかな里山のはずれ。
花とハーブのガーデンと小さなアトリエSHOPからのおしらせや 日々の暮らしを綴ってゆきます。

June 2007

青いあじさい、白いあじさい

雨の季節にお似合いのあじさいがあちらこちらでしっとり咲いてます。

うちの庭にも

青いあじさい、白いあじさい。
あじさい
青はこの季節に染み入るように青く、

白は少しライムがかってやさしい。

白いほうのあじさいはハイドランジア・アナベルという品種。

いわゆる西洋あじさいで、最初はライム色、それから花が開いてくると白に変わり、

梅雨があけて7月おわりごろ、茎を刈り取っていつもドライフラワーにします。
アナベル
ドライにするとまたライムがかって、この素材が私は大好きで、よくリースのベースなどに使います。
なんでもないかごやブリキのバケツなんかに無造作に挿しておくだけでも素敵。



少し車を走らせたところに、あじさいが見事にたくさん咲いてる相模原北公園というのがあります。
紫陽花公園
この間ちらっと行ってきましたが、ほんとに圧巻の白いアナベルの群落やカシワバアジサイ、青やピンクのあじさいに囲まれた小道があって。。
お散歩コースになかなかいいですよ。


キャンドルを灯して

75003f4d.jpg毎年夏至の頃に”キャンドルナイト”という呼びかけイベントがあるのをご存知ですか?
もう何年か前から始まっていたようで、電気を消してスローな夜を。。。という呼びかけのもと、ローソクの灯りの中で静かにいつもと違う時間を過ごしたり、なにか環境のこと、ちょっぴり意識して考えたり、食事をとったり。。。

東京タワーの灯りもふっと消えるそうです。

我が家はすきまだらけの建具の古民家ゆえ、使わない部屋や台所、土間、囲炉裏部屋、とにかく夏は余計な虫が入ってこないよう、普段から電気はまめに消しまくり大作戦なのです。。。
マンションから引っ越して間もない頃、同じ感覚で電気のもと、過ごしていたらエライ目にあったので。。。

そして、いろんなところでキャンドルが活躍するようになりました。
ちいさなティーライトキャンドルに虫除け効果の高いエッセンシャルオイルのレモンユーカリやシトロネラを数滴垂らし、火をつけて、土間や外にランタンを吊るします。
香りもいいし、虫もちょっと嫌がるようだし、一石二鳥!

そして、お気に入りの陶芸作家さんのキャンドル鉢にもちいさなキャンドルをセットして灯りをともして。。。
ちいさく繊細にあけられた穴から灯りが漏れてとってもいい感じ、きれいです。。
お店にもいくつか置いてあります。
キャンドルの灯はなんだか心が落ち着きますね。
クリスマスや誕生日だけじゃなくって、もっと電気を消してスローな夜を過ごしてみると何か少しずつ心にも変化がおきてくる気がします。。

長野へのバス旅

いつもはちょっとねぼすけの私もきょうばかりは明け方4時半起き。

顔を洗って、服を着替え、車のエンジンかけて、みんなとの待ち合わせの場所へ。

きょうは10数年来の交流が続いている、同じハーブ研究科で勉強をともにした仲間とその周辺のお友達との年に1度のハーブガーデンをめぐるバス旅。

今回は遠く長野まで足を伸ばして、佐久市にあるメアリーローズ英国庭園と東御市にある玉村豊男さんの丘の上のヴィラデスト ガーデンファーム&ワイナリーへ。

出発は多摩センターを7時。バスに乗り込むとハーブについていろんなことを教えていただいた島村先生もご一緒!うれしいサプライズ!!

今こうして花やハーブが生活の一部になり、いろんな人と知り合い、ハーブに携わって少々お仕事してるのも先生の影響によるところ大なのです。。

もう10数年も前になるけれど、毎月2回のハーブについての授業の楽しかったこと。
お話の深さとおもしろさと人柄に惹かれ、先生のファンはたくさん。

さて、そんな先生と仲間たちとでお昼前にメアリーローズ英国庭園に到着。
ガーデン2
ここは英国の伝統的な整形式ガーデン、シシングハーストキャッスルガーデンをモデルにした庭園だそう。

展望台に上って、上から眺めて写真を撮ってみました。
なるほど〜。上からだとその整形式ガーデンが納得。ボックスウッド(西洋ツゲ)で囲んだ中に花やハーブが植わっています。
バラもいろいろ咲いてました。

そして楽しみにしていたエッセイストでもあり、絵も描く玉村豊男さんのヴィラデストガーデンファーム&ワイナリーへ。
ぶどう畑

眺めと日当たりのよい丘の上に建つ、(標高850メートル)ご自宅とお店とハーブとぶどう畑と。。。なんて自然ないい景色。
1991年から荒れた桑畑を自ら開墾し、奥様と農業を始められたそうです。
4年前には自分の畑で育てたぶどうからワインをつくりたいと酒造免許を所得して、ワイナリーも立ち上げ、畑の野菜やハーブを利用してのカフェレストランもオープン。
建物
庭もほんとうに管理が行き届いていて、植物が気持ちよさげにしてました。
丘の斜面のラベンダーはこれから。
ロックガーデンのタイムやロックソープワートもすごく元気!
ちいさな小屋もとってもかわいかったな。
小屋
こんな気持ちのいいところで野菜やハーブを育て、新鮮な素材でお料理をつくって食べ、自然と折り合って暮らしてゆくこと、

願わくばそんなほんとうの田舎暮らしをいつの日にか。。と心にひそかにまたつぎのゆめ。。

人生はきっと長いようで短い。。
でもどんなゆめも自分と家族の健康なからだがあってこそ。
先のことはどうなるのか実のところはわからないけれど、きょう、あした、そのまたあした。。。1年後、5年後。。少し先のことも考えながら生きていかなきゃいけない年齢に達してしまったかな。。。

今は始まったばかりの私達の古民家暮らしを十分楽しめるよう、日々過ごしてゆこう。ここに住むようになってから、暮らしぶりも少しずつちいさなことから、変わってきている。

玉村さんの本も購入して帰りました。ゆとりあればうれいなしというタイトルのと、田舎ぐらしの本。
たまにはパソコンにあててる時間をゆっくり本でも読むかなぁと思って。
もうきょうはさすがに眠いです。おやすみなさい*






紅茶とケーキとハーブリース

きょうはリース型のオアシスフローラルフォームを使用して、庭や畑で育ててるハーブをふんだんに使ったフレッシュリースづくりの講習会。
フレッシュハーブリース

前日に畑から切り取ってきたハーブたちはおうちでまずは水揚げ作業。

今回の花材はポイントの花、ローズゼラニウムのほかにオレガノ、マジョラム、ブルーリーフ ルー、ヤロー、チェリーセージ、黄色いちいさなかわいい花が咲いてるセントジョーンズワート、マートル、セージ、などなど。。。
ハーブを使ったアレンジメントはとにかく作ってる最中も部屋中にそこはかとなく香りが漂って、アロマテラピーを自然に取り入れられてるところがいいかなぁ。。
と。
みんなアレンジに集中してくると無口になってくるけど、時々"いい香り〜”なんて
うれしげな言葉がとびかいます。

アレンジの教室のときによく思うことですが、同じ資材、花材をつかってやっていても花生けやアレンジメントはそれぞれの性格が出て、仕上がりもそれぞれ。

自然な野原風にふんわり生けるひと、わりときっちりめにていねいに生けるひと、はたまたいつも大胆にアレンジするひと。。。

花はそのひとの心に答えてくれてる。

そして、教室のあとにはいつもお茶とおしゃべり時間が始まるのだけど、ちょうどいいタイミングでお昼どきに飛び込んできたお仲間2人も加えて、
いつもおいしいケーキを焼いて持ってきてくれるオリーブちゃんのお得意、バナナオレンジシフォンケーキと北欧からやってきた紅茶とともに(そのほかスコーンやおだんごもあったの)
おいし、うれしいお茶タイムとなりました。
4eb2d113.jpg
明日もフレッシュハーブリース講習、引き続きやってますよ。
材料あるので、お時間あるかたはぜひどうぞ。

神楽坂デート

きょうは私のホームページの制作&アフターフォローをしてくれてるisoさんとかねてからのお約束の神楽坂デート!

電車に乗って、東西線の神楽坂駅に降り立ち、さぁ、どこから散策?

まずはメインの神楽坂通りの坂道を下って、おいしそうな和菓子のお店や肉まんやさん?をチェック。
神楽坂のお店って、開店時間がどこもわりとゆっくりめで、雑貨屋さんなどは12時からとか、お目当ての骨董花屋"小路苑”さんなんかは3時から店あけます。。とか、
ゆる〜い感じ。
で、ぐるり歩いてまずは赤城神社のカフェでお昼をして。
それから少しギャラリー、雑貨屋さんをめぐり、(本日月曜日、すごく行きたかったラ・ロンダジルがお休みだったのがちょっと残念でした!次回。)
とっても味のある”まんじゅうカフェ ムギマル”でまたひとやすみ。
ここは古い2階建ての民家。入口ではふかしたてのいろ〜んな種類のほかほかまんじゅうをテイクアウトできます。
テイクアウト


そして、靴をぬいでちいさな階段をあがると、そこはなんだか時間の流れがちょっと違うよなまったりゆるり空間。
カフェ店内


















ちいさなちゃぶ台で向かい合って、お茶とまんじゅうをいただきました。
おいしい、しあわせ時間。
おとなりの座布団にはここの看板猫?マツ子さんが陣取ってらっしゃいました。(笑)
ちゃぶ台



猫のいる景色はなんかそれもまたゆるり。

すごく、気に入ってしまったお店です。
神楽坂、行くことあったらぜひ、どうぞ。。








歩いてぐるっと廻れるこじんまりまとまったところだから、大きな通りから路地へ入って、神楽坂らしい小料理屋さんや染物やさん、石畳の風景なんかをみつけて散策するの、楽しいです。
石畳
なにせやっぱり、通なひとが好みそうな雰囲気あるちいさなお店が多いところですね。
それから、リーズナブルで、家庭的なフランス料理のお店もいろいろあるようです。
もちろんなごみの和カフェも。

たまにはちょっと遠くの町まで。

雨の季節

643da911.jpgもうすぐ梅雨入りかな。
昨日の夜と今日の午前中、雷すごかったね。

雨降りの日は雨音がBGM。。。だけどあんまりざーざー降る日は外の植物たちも気になったり。。
静かにしとしと降る雨はなんだかしっとりいい感じ。。
雨どいがないこの古い家はたくさんの粒の雨がカーテンみたいになって落ちてくる。

お天気の日は庭仕事や外仕事、洗濯に。。。といろいろやることいっぱいだけど、
雨の日は家の中で、好きな音楽でも聴きながら、普段ほったらかしにしてる整理ごとや片付け、机に向かってやれること、ちょっと進む。

だから雨の日も結構好きかも。。

きょうはでも、こんなお天気にもかかわらず、午前中から土間ギャラリーにお客様、何組かいらしていただいて、しっとりお茶しながらおしゃべりしてました。

そして、今、うちで人気なのは写真の青いベル型の花。

”オーストラリアンブルーベル”

雨に似合う花です。どこかのお店では”ブルーレイン”なんて名前がついてたな。

私のお気に入り。

空を飛ぶ準備

0a956a1e.jpgうちの庭で一番、最初から目立つ存在だった紅枝垂れ紅葉。

築150年の古民家を背に、存在感をアピールしてた。。

最初はあんまりにもこの存在が強すぎるように思えて、移植も考えたけど、今では
この木のおかげでいい風景が出来てる気がして、
この木の周辺下まわりに何を植えたらしっくりくるのかなぁ。。って考えながら植えるのも楽しみ。

今、いい感じで枝垂れて風に揺れてるこの紅葉に

空飛ぶ準備したプロペラ型のタネを発見!!

おもしろいね。

どこまで飛んでゆくつもり?

植物とタネの不思議は奥深い。。。。
そらたね
本の紹介

ハーブで楽しむ庭づくり

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Sachiko Higashiyama

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