Broom香房〜里山ハーブ暮らし

千葉は外房、いすみ市岬町。田んぼが広がるのどかな里山のはずれ。
花とハーブのガーデンと小さなアトリエSHOPからのおしらせや 日々の暮らしを綴ってゆきます。

February 2008

竹のマイCUPづくりと季節のお茶会

ぽかぽか春のきざしの外庭で、きょうは竹のマイカップ作り。

講師は去年も竹箸でお世話になったSAYA。
暮らしの道具を竹や草など身近なものを使ってつくっているナチュラリストさんです。

まだ作りかけだよというちいさな竹のスプーン作品とカップを写真に撮らせてもらっちゃいました。(並んでる姿があんまりかわいかったので)
saya作品

*SAYAの竹のクラフト、スプーンなど、ブルーム香房ギャラリーでも少々取り扱っております。どれも表情があって、いい感じですよ。*





竹のカップづくりは、まずは長い竹をのこぎりで切るところからスタート!
まっすぐ切る。。って以外にムズカシイ。
竹カップづくり
竹カップづくり2


そして、飲み口のあたりをよくするためにナイフで削ってゆくシンプルな作業。

竹箸づくりのときも思ったけれど、シンプルなだけにていねいさやいろんなところが
仕上がりに大きく影響してくるものなんですね〜。






でも、難しいことぬきにして、無心に削ってゆくシンプルクラフトはやっぱり楽しいのだ。
人の手が入ってゆくとそれぞれの竹カップにその人なりの表情みたいなものが出てきたりして。

そうして出来上がったマイカップを手に、みんなでお茶会&ランチタイムに突入〜。

お茶会は先日作ったゆずのはちみつ漬けで柚子茶と、柚子ピールをおつまみに。
それからちいさなひとくち和菓子。
SAYAは秋からつるしてつくっていた干し柿を持ってきてくれて、なんとおいしかったこと!!
御茶会

3月、桃の節句もそろそろだし、今度はこの竹のカップで甘酒でも飲むとしますか*

※SAYAの竹のマイ箸作り、好評につき、また7月初旬くらいに企画しております。自分でつくる竹箸、愛着の1本になること、間違いなしですよ。
そして、夏のそうめんやお蕎麦、おいしくいただいてください*

またお知らせはホームページやブログにて発信いたします。チェックしてくださいね!

BISES

きょうは私の所属しているグリーンアドバイザー神奈川の特別講演会で、ガーデニング雑誌”BISES”の編集長である八木波奈子さんのとっても貴重なお話を聞くことができました。

”BISES”はガーデンが好きな人ならば一度はきっと目を通したことがあるだろう、大人のためのほんとうに美しい植物と庭の写真で構成されている素敵な雑誌です。
花

私も何冊か購入して持っていて、本棚に収まってますが、忘れられないくらいきれいな庭の写真があって、頭に焼き付いていました。
何年か前にその庭を訪れることができたときにはそれはもう夢のように感動でした。




今年で創刊から16年だそうで、創刊号からいままでのドラマチックな紆余曲折話と裏話あれこれ、
実に興味深く楽しく聞かせていただきました。

ひとつのことを何十年も自分の信念を持って貫き通してる方の言葉には確かな自信と重みがあって、それをさらりと自然に柔らかにお話される八木編集長さんのお人柄にみんなくぎづけでした。

どん底にあっても、がけっぷちに立たされていても、自分の中の大切なもの、見失わなければ道はおのずと開けてくるものなのか。。

1997年には”ガーデニング”という言葉で流行語大賞もいただいたそうで、今ではすっかりたくさんの人がそれぞれの庭でそれぞれのガーデニングを楽しんでますよね。

庭は長い年月をかけて、そこに暮らす人とともに成長してゆき、終わりのない、奥行きが深いもの。

昔、新聞に載っていた八木編集長さんのコラムがあんまりにも心にすっと入ってきたので、私は切り抜きをずっと大事にしまってあります。

その中の最後の言葉は

「花、緑、暮らしとたどってゆくと自然や環境への自分のスタンスも考えなければなりません。声高に環境運動をするのではなく、美しく、健やかで、安らいだライフススタイルを生きる時、私達はそこに答えを見つけられる気がします」

と結んであります。

庭と植物を育てるとき、人はきっと静かに変わってゆけるものなんですね。。

そして世界も変わるはず。







縁側で野菜を干す

3fcc4d13.jpg冬晴れのお天気のいい日、日差しがたっぷり降り注ぐ縁側に

畑からだんなさんが収穫してきた野菜たちを干す。

だいこん、はくさい、にんじん。。

白菜は1日干したあとは漬物づくり。

だいこんや黄色にんじん、赤にんじんは半日干して。

半干し野菜たちはうまみ成分がきゅっと高まって歯ごたえも風味も香りもちょっと変わってきます。

栄養価もあがるそうです。カリウム、ミネラルなどが凝縮されるんですって。
それから、半日干して水分がほどよく抜けた野菜たちは食物繊維のかたまりになるらしい。。

はくさい、だいこん、しいたけ、にんじん、ぷちとまと、いんげん、たまねぎ、かぼちゃ。。。いろいろ干してみると楽しいかも!!

ざるに広げて並んでる様子もかわいいでしょ。

おいしくな〜れと一声掛けて。

そうそう、先日干しただいこんをお味噌汁にわかめと一緒に入れてみましたが、ちょっと切干だいこん一歩手前みたいなお味と食感で、なかなかおいいしいでした*

どこかで干し野菜の記事を見た記憶が。。と思って探してみたら"暮らしの手帳”という本にいろいろ載ってました。
干しオニオンス〜プとか、干しプチトマトと干しきのこのパスタとか、イカと干しだいこんの煮物とか、干し野菜のさつま汁とか。。。う〜ん、どれも素朴でおいしくできそうなのだ。

甘酢漬けやお醤油と酢を同量の酢漬けなどもいけるらしいですよ。

冬の陽だまりのちからを借りて、野菜、干してみません?





竹のマイCUPづくりと季節のお茶会

d8903a39.jpgブルーム香房アトリエから発信する、季節の企画もの。

■■SAYAの竹のマイCUPづくりと季節のお茶会■■

*2月22日、金曜日。午前の部は10時から12時まで。午後の部は1時30分から3時30分くらいまで。*

参加費は材料、講習、季節のお茶&お菓子込みで、¥1.500なり!

竹で箸やらスプーンやら暮らしモノをつくっているSAYAを講師にお迎えして、
竹を割って、削って、やすりかけて。。といったシンプルな手作業のカップを今回はつくります。

そして、出来上がったばかりの嬉しいマイCUPで、からだもあたたまる季節の柚子茶や甘酒のみながら、手作りお菓子とともにささやかなお茶会を開きます。

まだお申し込み受け付けております。ぎりぎり来週の19日、火曜日まで、ご連絡いただければ大丈夫です。
ご興味あって、都合よい方はぜひ気軽にどうぞ。

ブルーム香房、東山まで、メールまたはお電話で申し込みください。ホームページのAbout usのページに連絡先が明記してあります。
ホームページはhttp://www.broomkoubou.com/


去年、初夏に竹箸づくりをやったときもほんとうに楽しかった!
夏のそうめんやお蕎麦のために、また竹箸づくりも企画しています。
それから秋にはまたまたレモングラスや草で編むコースターやかごなんかも企画予定中です。
どうぞお楽しみに**

春待つちいさな一鉢

待ち遠しい春を

ちいさな一鉢に。

薄紅肥後すみれは陶芸作家"佐々木直美さん”の鉢に苔とちいさな石も配置して植えてみました。

すみれ

黒の焼〆鉢がやさしいすみれの花を少しきりっと引き締めてくれてます。

そして、去年も咲いた沈丁花の花がつぼみをもってきました。
じんちょうげ


こんなちいさなひと鉢の中でも繰り返す季節。

もうすぐ

もうすぐ

1年めぐりめぐって    春!

季節の柚子で

旬の季節につくる手作りのおいしいもの

ゆず

ご近所のおばあさんちからいただいた香りのいい本柚子でつくったのは
グラニュー糖を同量弱くらいふりかけてしばらくおいてから煮詰めてつくった柚子ジャム。

皮を千切りにして漬けたはちみつ漬け。

それから、柚子ピール!

柚子ピールは柚子の皮をむいて適当な棒状に切ったものを水にひたして半日〜一晩あく抜き。
それから、水で洗って水切りしておき、なべに入れて、水をひたひたに入れて煮こぼす。これを2〜3回。

ふたたび小鍋に柚子と同量くらいのお砂糖と7〜8分の1くらいの水を入れてシロップを作り、泡がちいさくなるまで煮詰める。

そこに柚子を入れて、弱火で皮がやわらかく透き通るまで煮る。水分が減ってきてトロッとしてきたらオーブンシートをひいたバットの上にあげて、
熱いうちにグラニュー糖をまぶして出来上がり!!

あとはカラッとするまで乾かします。

ビターチョコを湯煎で溶かしてその中に柚子ピールをつけるとまたまたおいしいおつまみおやつが出来ますね*
コーヒーにもお酒にも合いそうです。

はちみつ漬けはお砂糖を少しプラスして柚子茶で飲むとホッとした和のお茶時間が楽しめるし、
朝、ヨーグルトに入れて混ぜて食べるのも好きだなぁ。

そして、うちの庭の隅っこに植えられてる背の低いちいさな黄色い花柚子。
これは本柚子に比べると放つ香りは少ないけれど、そのぶん果汁たっぷり。
ポン酢にしぼって入れたり、たくさん実が成ってるときにはジュースで飲んだり。。

柑橘系の木はやっぱり庭や大きめコンテナーにいろんな種類植えておきたいな〜!
本柚子、キンカン、でこぽん、みかん、れもん、ゴールデンオレンジ、etc.
そうしたらワックスや農薬の心配なしで、皮ごと安心。

植えられる場所がいっぱいほしい!!!


つらら〜

雪が降り積もった次の朝、わたしが楽しみにしてるもの

軒先にトタン屋根からすべりおちてきた雪がつららになって。。。。
軒先つららつらら





   なんてキレイ!
つららUP














東も西も南も北も、ぐるりとつらら〜。
思わずふとんから飛び起きてカメラ片手に外へ。

そして、陽が登ると、大きな屋根からドサッ!!っとなだれのように滑り落ちてくる雪のかたまり。
地震?っておもうくらいの大きな音でびっくりするよ。

昔は養蚕農家だったこの古い家の屋根はもちろん茅葺だったらしいけれど、今はもうその茅葺の上から瓦のカタチしたトタンがかぶせてあって、2階の蚕部屋の通気窓もみんなふさいであるのです。

でも、きっとどこかしらすきまやらがあちこち空いていて、枯れ葉とか結構入り込んでた。
というわけで、どんなにストーブ焚いても、この家の空気はやっぱり寒い。。
家全体があったまって快適!冬でも調子よく過ごせる!。。というのとは大違いなのです。
今はひたすら春が訪れるのを待つばかり。。。。

きのうの大雪で、玄関前の屋根に掛けていたタープがわりの白い農業用寒冷紗がまっぷたつにちぎれてしまったので、仕方なく片っぽカーテンにしてみました。
カーテン




植物たちも今は懸命に春を待つ季節。

土の中で、ちいさな固い芽の中で。



本の紹介

ハーブで楽しむ庭づくり

BroomGardenで撮影した写真やハーブ活用法、あれこれを 丁寧にご紹介してるハーブ実用本です。 育てやすいおすすめハーブの図鑑つき!詳しくはこちらをクリック!

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Sachiko Higashiyama

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