はじめてその場所に降り立ったとき、その草原はどこまでもどこまでも淡い薄紫色のまつむし草とわれもこう、すすきにおみなえしが風に優しく揺れていて、

もしも天国の花畑があるとしたらきっとこんな場所に違いない。。。と思ったくらい、心安らぐ、自然な自然な花の草原。

その景色は忘れられずにいたけれど、ここ数年は会いにゆけず、ほんとうに何年ぶりかでその場所を訪れてみた。
乙女高原
大好きなまつむし草が咲き乱れる季節にはちょっと早かったけれど、夏の終わりと秋のはじまりの草原には

ススキやチガヤなどのグラス類に入り交ざって、
たちふうろ草、ヒメトラノオ、ヤマハギ、タムラソウ、ノハラアザミ、ツリガネニンジン、オミナエシ、キンミズヒキ、ワレモコウ、
カワラナデシコ、ヒヨドリバナ、
ヤマハハコ、シシウド、アキノキリンソウ、ウスユキソウ、イタドリ。。。。
あざみマツムシソウ
たくさんの野の花たちに会えた!













ここは標高1600メートル、亜高山帯特有の高茎草原。茎の長い優しげな草花たちがススキなどのイネ科の植物と共生している。
この草原の景観を守るために多くのボランティアの方の手による遊歩道の整備や初冬の草刈り、植生調査が行われてるそう。

いつまでも、いつ訪れても、この自然のお手本のような草原が美しく、その中を歩くだけで心癒してくれる、そんな場所でありますよう。


心に刻まれる美しい風景や音や香りや一瞬にたくさん出会って、そっと引き出しにしまっておいて、
それがいつの日にか、自分の中で感性となって自然に自然に引き出されていったらいいな。。と思う。

この日、アサギマダラという水色のすりガラスのような羽を持った蝶にも出会えた。
ひらひら、ひらひら、草原の花の中を飛んでいた。