いま、里山、沼のほとりのBroomGardenでは、
黄色い"アグリモニー"=西洋金水引
が他の草花と入り交じり、咲き誇っています。
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毎年鍵のようなひっつき虫の種があちらこちらにこぼれたり、
衣服についてきたり、、で、
自然にこぼれて増えてゆく、
丈夫なハーブの一種。

このたくましきハーブの素性や、効能などを調べてゆくうちに

このハーブが、フラワーエッセンスとして、
心に苦しみを感じると本当の感情(苦しい胸の内)を隠し
平静を装い、明るく振る舞ってしまう人に役立つ
バッチフラワーレメディのひとつだと知りました。


ハーブの持つ、科学的にも証明されている成分を利用するメディカルハーブとは違って、
こちらは、花の持つエネルギーを大地や風や太陽の光、水の力を借りながら転写したもの。

心を助けてくれるエッセンス。


いま、わたしは、三浦春馬の遺した、"日本製"という、4年間
忙しい合間をぬいながら、全国各地、47都道府県を自らの足でまわり、
ていねいに真摯に向き合って取材を重ねた分厚い本を

毎日、ひとつずつ、読み進めているところです。
(一気に読んでしまうのは、あまりにももったいなくて、時間をかけて、いっしょに旅をする)
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日本のよきもの、未来へ継承してゆきたいもの、

大量のモノがあふれている今現在において、これから見定めてゆく上でとっても大事なこと、

それらが三浦春馬の目と言葉、感じたことを通して、確かに深く、伝わってくる、

宝物にしたい、一冊です。

自分のいま、住んでる地域や、
後にしてきたふるさとは
何が取材されているのか、
それも楽しみに読めます。

そして、裏日本製のコラムも 
素のままが伝わってきて
ちょっとほっこりしてしまう。


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私が好きな番組、
"世界はほしいモノにあふれてる"
にも、通ずるところがたくさんあって、、、。

あの番組での素のような姿や
笑顔、JuJuさんとのかけあいや、
あったかい雰囲気、
テーマにも、
しあわせな気持ちになったひと

なんと多いことだろうかと思う。



いま、いろいろ憶測も飛び交い、
なにが真実なのか、わからなくなってるファンのかたも多いと思うのだけど、

この本を、特に最後のロングインタビューを噛み締めて読んだなら、、

どれだけまっすぐに未来をみつめ、
これから先、やりたかったこと、
やりたかった役もはっきり言葉にしていて、

決して今回のことが、
"望んだ結果"ではないことがわかる。
"生きたかった"。
"ちゃんと生きようとしていた"

周りに気を配り、
内なる自分の苦悩や問題は
心の奥底に秘め、

人前や仕事をしているときには明るく振る舞うパーソナリティー。

そのぶん、ひとりで籠っているときには
きっといつからか、振り払っても
少しずつ黒い影のような雲が
心にかかってしまったのかもしれないね、、

心のバランスは崩してしまうと
自分の力ではどうしようもなくなるときも。、

2019〜2020初頭までの驚くような、舞台、映画、ドラマ、ミュージカル、歌など、
過密スケジュールから、
(それも、仕事が好きで、人が好きで、忙しくしている間はいろんな重い感情から逃れることができたからなのかもしれないと、

でも、ストイックに何事にも挑んだだけに、心もからだもすり減らしながらだったのかも、
とも思う、、、)


緊張の糸が切れるような
この春3月からのコロナ禍。、

からだと心に溜まったストレスだって発散できずにいた、
相談したくても、籠っているしかなかった、、

きっと原因はひとつだけじゃなくて
いろんな要素が重なりあってしまった気がするのです、、

あの日もきょうみたいな厚いどんよりした雲に空は覆われ、
雨が降っていた。


ほんの一瞬、心のなかも黒い雲が
すべて覆ってしまった

事故みたいなものじゃないかと。



だから
きっと、もっと"生きたかった"はず。

やり残したことや、
やりたかったこと、
行きたかったところ、

たくさんたくさんあるだろうから、
"輪廻転生"

また生まれ変わってきたなら

今度はそのやり残したことを

思う存分やれるように。、
夢をかなえられるように、、


"アグリモニー"を
捧げたい。、
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心が痛んで、涙ばかりでるひとたち、
何が真実かわからなくて心にもやがかかってるひとたち、

どうか、
まっすぐに、真摯に明るく生きてきた

三浦春馬の"生"をみつめ、
これからの日々も忘れずに

生きてるわたしたちは
未来を生きてゆこう。


青空がきれいな日は、
いつも空を見上げる。

そしたらあのくったくのない
笑顔で、自由に駆け回ってる
姿が見えてくるようで。..